結婚相談所は、日本に古くからある婚活マッチングサービスです。今は、インターネットを利用してコストを抑える婚活に人気が集まる一方で、アナログチックな結婚相談所も婚活の一つとしてとても人気があります。ただ、人にはどんなことに対しても向き不向きがあるように、結婚相談所における婚活がうまくいかない人、あるいは向いていない人が現実的にいらっしゃいます。では、どういうタイプの人が結婚相談所に向いていないのかということをご説明します。

結婚相談所の仕組みについて

結婚相談所に入会すると、会員には個別のコンサルタントが担当になり、様々な出会いの機会を提案します。結婚相談所のコンサルタントは、婚活のスペシャリストなので、会員の特性をしっかり把握をして、その会員に向いている異性の紹介をしてくれるだけでなく、婚活パーティのような異性が出会える場を提供するなど、様々な提案をしてくれます。ただし、これは結婚相談所のデメリットになるのですが、結婚相談所のサービスは何をするにしても費用が掛かるということになるので、ある程度資金的な余裕がないと、結婚相談所を活用して婚活するというのは現実的に厳しいというのが、現状と言えます。

結婚相談所に向いていない人について

冒頭でもご案内したように結婚相談所は、結婚相談所のコンサルタントが手取り足取りでお世話をしてくれますが、その分マンパワーがかかりますので、その分コストがかかります。具体的には入会金とは別に、1年間結婚相談所で活動した場合には、50万円前後費用がかかってしまいます。50万円というのは、小さな金額ではありませんし、1年で結婚相手が見つからなかった場合には、その分費用がかかるということになります。基本的には結婚相談所は常に費用がかかるということになりますので、経済的に余裕がない場合には行き詰まる可能性もあります。

以上の点を踏まえて、結婚相談所には向いていないタイプについては
・異性慣れしている人
・長期的に結婚相手を見つけようとしている人
・譲れない条件の多い人
・能動的でない人
などは結婚相談所で結婚相手を見つけるのは向いてないと言えます。では、この4つの条件についてもう少し説明します。

異性慣れしている人

異性慣れしている人は、すぐ相手が見つかるだろうと本人が思っているので、結婚相談所のサポートをあまり利用しないで、婚活を進める傾向があります。ところが、結婚相談所の料金の中には相手を見つけるための様々なサポートが含まれていますので、そういうサポートを利用しないで結婚相談所で婚活をしないというのは、とてももったいないことをしているということになります。

長期的に結婚相手を見つけようとしている人

一生のパートナーを見つけに結婚相談所に入会したのだから、時間をかけて結婚相手を見つけたいという人は多くいると思います。一方で結婚相談所には3ヶ月ルールというものがあります。3ヶ月ルールというのは、お見合いを経て交際に進んだ場合、3ヶ月以内に結婚を前提として真剣交際に進むかどうか判断しなければいけないというものです。そのため、時間をかけて結婚相手を見つけるという人にとっては、3ヶ月はあまりにも短すぎます。

譲れない条件の多い人

結婚相談所では、結婚相手を見つけるためにスクリーニングをすることができます。ただ、それがあまりにも多すぎてしまうと、その分スクリーニングされますので、抽出される人数は減ってしまいます。そうしますと絶対数が減ってしまいますので、なかなか結婚相手が見つからないということになってしまいます。

能動的でない人

結婚相談所には入会すれば、コンサルタントが相手を紹介してくれるはもちろんのことなのですが、あまりにも能動的ですとコンサルタントも相手を見つけることはできません。自分の希望の相手をしっかりコンサルタントに伝えないと、結婚相談所も相手を紹介しにくいので、結局前に進まなくなってしまいます。